2-1.中古マンションのメリット
中古マンションの魅力の1つ目は、なんといっても新築マンションと比べて価格が安い点です。
一般的に築10年の中古マンションの場合、新築マンションの7〜8割程度の価格で購入することができます。
築10年であればまだまだ設備としては古びておらず、クリーニングやクロスの張替えをするだけで、新築のような仕上がりにすることができます。
中古マンションの魅力の2つ目は、幅広い選択肢から選ぶことができる点です。
新築マンションの場合、選べるマンションの数は限られています。
希望のエリアがある程度決まっている場合、検討できるマンションが1〜2物件しかないこともめずらしくありません。
新築にこだわることで、希望エリアを妥協する・・・ということにもなりかねません。
一方で中古マンションの場合、様々な物件が同じエリアの中で販売されており、幅広い選択肢から選ぶことができます。
2-2.中古マンションのデメリット
中古マンションのデメリットの1つ目は、売出価格が相場より高いものから安いものまで千差万別である点です。
全般的に新築マンションよりもリーズナブルな中古マンションですが、新築マンションと異なり、極端に相場価格と離れた値付けをされているケースがあります。
中古マンションの売主は「個人」ですので、価格の決め方は完全に個人の自由です。
中古マンションには定価が存在しないので、売主さんとの交渉次第では値引き交渉を成功させることができます。
売主に相場感がない場合、相場からかけ離れた価格で売りに出されるケースもあります。
反対に、売主が売り急いでいる場合など、相場よりも安い金額で売りに出されるケースもあるため、価格を正しくチェックすることができれば、中古マンションをお得に購入することができます。
中古マンションのデメリットの2つ目は、中古マンションは探すのが大変である点です。
新築マンションの場合「販売期」は分かれているものの、一つの建物の中で数十から数百の部屋が一気に売りに出されるため、情報のチェックは比較的容易であり、比較検討もしやすくなります。
一方、中古マンションは毎日のように様々なエリアで市場に出てくるため、日々不動産ポータルサイトをチェックしなければなりません。