中古マンションを探す前に、まずは「分譲物件」と「仲介物件」の違いを理解しておきましょう。

分譲物件とは、不動産会社が売主となって販売する新築・建売・分譲地などの物件。
売主と直接取引するため、仲介手数料が不要というメリットがあります。

また、新築の場合は法律により売主が「契約不適合責任（旧：瑕疵担保責任）」を10年間負うことが義務付けられています。

一方、仲介物件は、個人の売主から依頼を受けた不動産会社が仲介し、買主と売主の間で契約をまとめる形態です。
交渉や契約手続きを専門家がサポートしてくれるため、安心して取引できます。

仲介物件では、成約時に不動産会社へ仲介手数料を支払います。上限は次の式で定められています。

仲介手数料 ＝ 物件価格 × 3％ ＋ 6万円 ＋ 消費税

2-1．資金計画を立てよう

中古マンションの購入をスムーズに進めるには、まず資金計画を立てることが大切です。
無計画に物件探しを始めると、「駅近の方が便利だから」「もう少し広い方が良いかも」と条件が膨らみ、予算オーバーになりがちです。

自己資金・住宅ローンの借入額・月々の返済額を事前に明確にし、無理のない計画を立てましょう。

2-2．信頼できる不動産会社を選ぶ

中古マンションの購入では、不動産会社の選び方が成功のカギを握ります。
経験豊富で地域の市場を熟知した会社であれば、価格交渉や非公開物件の提案など、有利に進められる可能性があります。

スケッチライフ株式会社は、地域密着型の豊富な実績をもとに、お客様一人ひとりに最適な物件をご提案しています。

2-3．希望条件を整理し、物件情報を収集

物件探しの第一歩は、希望条件の整理です。
希望エリア・価格・間取り・築年数・交通アクセスなど、譲れない条件と妥協できる条件を明確化することで、効率的に物件を探せます。

3-1．内見時のチェック項目

中古マンションの見学では、以下のポイントをチェックしましょう。

• 日当たり・風通し・眺望（日中と夜間、平日と休日、など異なる時間帯に訪れると、同じ物件でも違った印象を持つ場合も。）
• 騒音や生活音の有無
• 共有部の清掃状態・掲示物
• 駅からの道のり（坂の多さ）や近隣施設

駐車場に停まっている車の種類などから、住民層の雰囲気を把握するのもおすすめです。

3-2．築年数と管理状態を確認

中古マンション選びでは、築年数よりも管理状態を重視するのがポイントです。
築古でも、管理組合がしっかり機能している物件は価値が保たれやすく、長く快適に暮らせます。

修繕積立金やリフォーム履歴も必ず確認しておきましょう。

4-1．住宅ローンの事前審査

契約前に住宅ローンの「事前審査」を申し込むことで、借入可能額の目安を確認できます。
審査結果は早ければ即日〜1週間ほどで通知されます。

4-2．購入申込と契約

中古マンションは基本的に先着順で申込が受け付けられます。
申し込み後にキャンセルしても違約金は発生しませんが、人気物件は早めの決断が重要です。

契約時には引き渡し日を設定し、住宅ローンやリフォームを考慮して2か月程度の余裕を見ておくのがおすすめです。

中古マンションの購入では、「立地」「管理」「将来性」を含めて総合的に判断することが大切です。
焦らず複数の物件を比較することで、本当に自分に合った住まいに出会えます。

スケッチライフ株式会社では、不動産のプロが初めての方にも分かりやすく丁寧にサポートいたします。

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（監修：スケッチライフ株式会社）